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2008/06/28(Sat)怪鳥のひとりごと~その2
前エントリーと似て非なる話なので、別エントリーとしてもう一つ書きます。
★読む際には前エントリ(http://mayotsu.blog35.fc2.com/blog-entry-47.html)から先にお読み下さい。

先日の10周年記念パーチーの席で、数名の方とテーブルを囲んでいる時に私は「実は私のまよ通の最終目標は、描き手が費用を全額負担して、読み手は完全無料にすることだ」という話をしました。その場にいたとある人は「ええ?それはおかしいよ。普通は読み手が負担するものだろう?逆じゃん」と言いました。確かに普通はそうかもしれません。しかしそれは「読み手」という需要があってこそ成立することです。前エントリーの補足を読んでいただければわかるかと思うのですが、まよ通のような素人の、しかもボツ無しの作品だけの会誌で「純粋な作品だけの読者」など滅多な事では存在しません。読んで欲しいと思っている描き手の方が圧倒的に多いわけです。ですからそこでは

読んで欲しい需要>>>読んであげる供給

というように、需要と供給の逆転現象がおきているのです。なので「描き手の方が金銭面負担してでも読んで欲しい」というのはおかしいことではありません。たとえば、オバサンばかりのダンス教室の発表会、あれって費用はほぼ全部出演者が負担します。当たり前です。素人のオバサンの踊りを金払って見たいなんて酔狂な人は世の中にはいないのです。だから「発表会を見て欲しい」出演者が金銭面を負担して、知り合いに頼んで見に来てもらうのです。それと同じです。

そこで「コミティア(創作系同人誌即売会)で10人に自分の本を買ってもらって読んでもらおうと思ったら、そりゃもうものすご~~~~~く大変だよ。更に感想が欲しいなんて思ったらそりゃもう大変なんてもんじゃないよ。金銭面だけで言ってもコミティアに一回参加するのに5000円以上かかるし、一年4回参加したら一年で印刷代別にした参加費用だけで2万円以上かかるよ。それでも10冊売れるかどうか、10人に読んでもらえるかどうかだって難しい。その苦労と費用対効果を考えたら、確実に会員に読んでもらえる会員制サークルってのは安上がりなんだよ」という話をすると、横にいたかおるさんといりなかさんが深~~~~くうなずいていました(笑)きっとKANさんがその場にいたら地面につく位深くうなずいてくれたに違いありません。自分で同人誌活動(特に創作で)をやっている人にはわかっているのです。「人に読んでもらうという事がどんなに大変か」を。
まあでも言ってもその辺は経験しないとわからないと思うので、とりあえず3年くらいコミティアあたりで修行してみたら会員制サークルのありがたみがわかってくるんじゃないかと思います(笑)

世の中には「読んでもらう事」が大変じゃない人もいます。普通に即売会に出て簡単に数百~数千部をさばける人です。そういう人にとっては「作品を読んでもらう」という意味においては会誌10数部の会員制サークルの意義はほとんどありません。もし即売会に出てみてそちらで満足する結果が出たならばそれはそれでオーライですよ。実際、まよ通の会員の中でもだんだん個人同人誌活動にシフトしていって、結果まよ通はやめちゃった人ってのは何人もいるわけですから。
ただしそういう人でも、交流であるとか友達を作るだとかそういうのは結構難しいものです。そういうものを求めて会員制サークルに入るという手はアリなんじゃないかと思います。そこで前のエントリーに話が戻るんですけども、友達を作ろう交流しようという時に「あんたたちの作品になんか興味ないわよ。黙って私の作品を読みなさいよ」という態度では友達や交流なんか出来るわけはないわけで(笑)


「会員制サークルの意義」を各自が見い出して、それにあわせた方法で参加してもらう事が重要なのですが、その意義は参加する人おのおのが違っているので、会長としてはその辺が難しいのです。


*コメントは掲示板の「怪鳥のひとり言」スレへお願いします。
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2008/06/28(Sat)怪鳥のひとりごと
先日、ここのサイトを見た人からとあるお問合せメールを頂きました。それは「原稿投稿だけで会誌は一切買わなくても参加出来ますか」というご質問でした。

今のまよ通のシステムから言えば答えは簡単で、「はい、それでもいいですよ」なのですが、私は微妙にその返答に躊躇してしまったのです。

この方は「それだと赤字になったりしませんか?」という金銭面の心配からご質問下さったようなので、そういう意味では(まあ赤字にはなってますがww)運営に支障が出るほどの赤字ではないので心配無用なのですが、私が返答に困ったのは別の意味でした。

会誌を買わないというのはイコール「会誌を読まない」、つまり「他の会員の作品を読む気はないし興味もない」と言っているのと同じ事です。
たとえば、私はまよ通以外でも同人誌活動を個人でしており同人誌描き手の友達が何人もいますが、コミケで会った時に「私はあなたの作品には興味ないからあなたの本はいらないけど、私の作品は読んでね」なんて言って、相手に本を押し付ける事など絶対に出来ません。無料であげる場合は相手に金銭的負担はないわけですが、そんな金銭的な問題ではありません。それは精神的問題で、「あなたの作品に興味がない」なんて相手に言う事は描き手同士のつきあいでは激しく失礼です。
しかし、見ず知らずの人には自分の本を売ります。買ってくれた相手がもし描き手だったとしても、私は相手の作品を知りません。ここでは完全に一方通行で自分の作品を相手に見てもらうだけです。
たまに読者の方から「良かったら私の本も読んでください」と本をいただいたり、隣のスペースの人だったりしたらお返しに相手の本を買ったりする事もあります。そういう時には相手の本を読みますが、それは本のやりとりだったり、お隣サークルであったりという交流があって初めて成り立つものです。

会員制サークルというのはこの場合、どのレベルに相当するのでしょうか。

会員制サークルの仲間とは言っても、友達というほど親密なわけではない相手。それこそ入会したばかりなら全員見ず知らずの他人と言っても過言ではありません。その状況では即売会で見ず知らずの人に本を頒布するのと大差なく、「私はあなたたちの作品には興味ないよ。でも私の作品は見てね」というのもそれほど失礼ではないのかもしれません。

しかしそれならば普通に同人誌即売会に参加するなり個人でネットで発表するなりすればいいわけで、そこに「会員制サークルの意義」はあるのでしょうか。


会誌の自由購入というのはもともと、忙しくて参加しにくい社会人ばかりのサークルでの心理的負担を減らすために導入したシステムです。まよ通は発足当初からそのシステムでやってきたので、それを変更する気はありません。
しかし上記のような「最初から会誌を買う(読む)気はさらさらないよ」という方を見てしまうと、そもそも「会員制サークルの意義」って何なんだろうなあ、なんてちょっと考えてしまうのです。


追記・
「会員制サークル」と言っても「作品を書く執筆会員」と「読むだけの購読会員」がきっかり分かれているのならば、「描くだけで読まないよ」というのもアリだよなあと思うのですが、ぶっちゃけ毎月1000円も出してまよ通の会誌を読むんなら毎週ジャンプ買った方がページ数的にも内容でも全然お得なわけでwww 会員制サークルにおいて「純粋に作品だけを楽しみにしている購読会員の存在」なんてのはよっぽどレベルの高い作家集団のサークルでもない限りありえないと思うのですよ。


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2008/06/10(Tue)6月号発送
6月号の発送は終了しました。

今月の定例チャットは6/14(土)夜10時からになります。
みなさまふるってご参加下さいませー。

 

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